ギターを始めてから誰もが思うことだと思います。
私も単調なクロマッチク練習は本当に苦行でした。
少しでも楽しくギターを練習しようと、なるべく派手なエクササイズをやったりしましたが、
効果はイマイチな感じでしたね。

派手なエクササイズよりも、ものすごく地味で、単調な練習こそが後々ジャブのように効いてくることを実感しました。

単調な基礎練習は苦行ではありますが、
最初に頑張って基礎をしっかりやってから、その後の3年いっきに伸びるのと、
楽しい練習だけをやって、長く伸び悩むのでは結局どちらが楽しいでしょうか?

ギターを始めてから10年続ける人は10%にも満たないそうです。

かならず訪れるスランプ、壁を越えられずに楽しくなくなってやめてしまうんだと思います。

テクニック至上主義ではありませんが、
自分があこがれたアーティストやバンドの曲を思うがままに弾くために必要なのが「基礎練習」です。

基礎練習はやらなくてもギターは弾けるようになります。
しかし、基礎練習をしっかりやっている人と、やっていない人では時間の経過とともに、
どんどん差が広がっていきます。

ヘタウマという言葉もあります通り、バンドとしてのギタリスト、特にRockではテクニックはあまりないけど格好いい。
海外のバンド系ギタリストにも何人かいらっしゃると思いますが、
決して超絶早弾きなんぞはできないが、間の取り方とグルーヴが最高すぎてたまらない!などですね。

最終的に自分がどんなスタイルのギタリストになりたいかをイメージできれば、
おのずと今なにをすべきかは決まってくると思いますが、
基礎練習はやって損をすることは「絶対にありません!」おつりは来ても借金にはなりえないのです。

 

格好いいギタリストと上手いだけのギタリストについては、また次回書きたいと思います。